読みもの薬と副作用

塗り薬(外用薬)の使い方。続けている本人がやっている塗り方のコツ

更新: 2026年10月11日

一般に知られている情報を、治療中の一個人が整理したものです。効果や副作用には個人差があり、ここに書いた内容は効果を保証するものではありません。

塗り薬は、説明書を読めば使い方は分かります。ただ、毎日続けていると、説明書には書いていない細かい困りごとが出てきます。ここに書くのは、自分が実際に使っていて気づいたことです。

先に、基本の使い方について

回数や1回の量は、製品ごとに決まっています。まずは、手元の薬の説明書と、医師・薬剤師の指示が基本です。 ここから先は、その範囲の中での「やりやすい方法」の話として読んでください。

多く塗っても、回数を増やしても、効果が上がるわけではないと説明されています。量は説明書どおりにしてください。

いつ塗るか。自分は「夜だけ」にしている

塗り薬は、朝と夜の1日2回が勧められていることが多いです。

ただ、自分は朝には塗りたくありません。塗ると髪がぺたっとして、地肌が目立ちます。せっかく隠しているものが、朝から露呈します。それで出勤するのは、なかなかつらいものがあります。

なので、自分は夜だけにしています。

正直に書いておくと、これは勧められている回数より少ない使い方です。回数を減らすと、そのぶん効果に影響する可能性があります。自分の薬の回数をどうするかは、説明書を確認するか、医師・薬剤師に相談して決めてください。自分は「続けられる形」を優先して、こうしています。

順番は、お風呂とドライヤーのあと、いちばん最後

夜に塗るときの順番は、こうしています。

  1. お風呂に入る
  2. ドライヤーで髪と頭皮を乾かす
  3. いちばん最後に、塗り薬を塗る

乾かしたあとの、いちばん最後に持ってくるのがポイントです。夜のケアの最後の工程に置いてしまうと、順番に迷わなくなります。

塗ってすぐ横になると枕につきやすいので、少し乾いてから寝るのがよさそうです。

ノズルは、スプレー型が使いやすい

容器の先には、いくつか種類があります。個人的には、スプレーで出るタイプがいちばん使いやすいです。広い範囲にさっと届きます。

気をつけること: 噴射口が詰まる

スプレー型には、一つだけ弱点があります。噴射口が詰まります。薬が乾いて、先で固まるようです。

対策は簡単で、使うたびに、ティッシュでノズルの先を拭き取るだけです。これをさぼると、ある日まっすぐ出なくなって、頭ではなく洗面所の鏡に薬を塗ることになります。鏡には育毛はできません。しっかり頭皮に塗ってあげましょう。

手でなじませるときに、髪を巻き込まないコツ

塗ったあと、指でなじませる人は多いと思います。このとき、指を頭皮につけたまま滑らせると、髪が指に絡んで引っぱられます。抜け毛を気にしている人間にとって、自分の手で髪を引っぱるのは、精神的によくありません。

自分は、こうしています。

  1. 指の腹を頭皮に当てて、その場でなじませる
  2. 指を浮かせる
  3. 少しずらして、また当てて、なじませる

「滑らせる」のではなく、「置く → 浮かせる → ずらす → 置く」です。スタンプを押していく感覚に近いです。これだと髪を巻き込みにくくなります。

説明書によく書かれている注意点

  • 髪ではなく、頭皮につける。 薬が働くのは頭皮なので、髪をかき分けて頭皮を狙います
  • 塗ったあとは手を洗う。 薬がついた手で顔や目をさわらないようにします
  • 家族がいる場合は、置き場所に注意する。 特に子どもの手が届かないところに
  • かゆみ、赤み、かぶれが出たら、使うのをやめて相談する。 塗り薬の副作用として知られている症状です

続けられる形が、いちばん大事

塗り薬は、毎日のことです。完璧な手順を三日続けるより、少し雑でも続けられる手順のほうが意味があると思っています。

塗り薬がどんな役割の薬なのかは治療薬の種類と役割に、ドラッグストアで買える発毛剤との関係は育毛剤と発毛剤の違いに書きました。